どなべのブログ。

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淡々とゲーム遊んだり、ゲーム持論を展開する予定です。

レビュー「シャンティ: ハーフ・ジーニー ヒーロー アルティメット・エディション」(PS4 / Switch)

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本日5/31、PS4とSwitchにて、

「シャンティ: ハーフ・ジーニー ヒーロー アルティメット・エディション」

が発売されました。

一気に本編をクリアしてしまったので、簡単な所感を書いておきます。

 

「シャンティ」シリーズは海外生まれの2D横スクアクションゲームで、ジーニー(魔人)を母に持つ女の子シャンティが冒険するといった内容です。

これまでは知る人ぞ知るといった感じのシリーズでしたが、2015年に第3作目「海賊の呪い」が日本向けに移植され、日本での知名度もグンと上がりました。

僕も3作目から入ったのですが、これがまた面白く、一気にファンになってしまいましたー。

本作は、クラウドファンディングで資金を募って開発が進められた4作目になります。

 

【良かった点】

  • 非常にクオリティの高い2Dアニメーション

プレイすればすぐに気づきますが、本作のアニメーションは非常にヌルヌルです。

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その場で止まっても多彩な動きを魅せてくれるシャンティ嬢。

前作まではドット絵を使っていたため、シリーズを知っている方でもとても刺激的な印象を受けるでしょう。

また、洋ゲーにありがちなコッテコテのイラストではなく、日本人にも受け入れられやすいタッチの画風になっています。

それもそのはず、本作のキャラクターデザインを担当しているのは、日本人イラストレーターの「KOU」氏。

3作目でもキャラデザを担当されていましたが、本作では少しタッチが変わっています。

このように、目に入るところから魅せてくれるのが本作の最大の特徴です。

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序盤のボス、ギガマーメイド。かわいい。
  • 多彩なアクション

主人公シャンティは、ダンスをすることで様々な動物に変身することができます。

猿とか象とかコウモリとかマーメイドとかその他諸々。

それぞれに固有のアクションがあるので、それらを駆使して難局を打開するのも魅力のひとつです。

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おサルシャンティ。これしか画像無かったゴメンナサイ。
  • キャラクターの掛け合いが面白い

前述の魅力と少しかぶってしまう点もありますが、本シリーズには一癖も二癖もあるキャラクターが登場します。

彼らとシャンティが織りなす、漫才チックなギャグテイストの会話もひとつの魅力。

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シリーズではお馴染みスクイッド・バロン。タコじゃないです、イカです。

これまでのシャンティシリーズは、ローカライズの質がいま一つ、というのがファンの認識でしたw

しかし今作ではそれらがある程度改善されているので、日本人の頭にも入り込みやすい自然な会話が楽しめます。

メタネタ等も満載なので、アクションを遊びつつも笑いを取ってくるその緩急具合が非常に好印象ですね。

 

  • BGMが最高

プレイしていると、ノリノリなBGMが耳に強く残るのも評価点です。

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本シリーズは北米のゲーム音楽作曲家、Jake Kaufman氏が手掛けており、非常にメロディアスでキャッチーな曲作りを得意としています。

シャンティシリーズ以外では、「ショベルナイト」シリーズなどが有名ですね。

氏のホームページでは氏が手掛けた楽曲が公開されており、なんと1ドルからアルバム購入することも可能です!(もちろん本作のアルバムもあります)

気になった方は、ぜひ1度調べてみてはいかがでしょうか。

 

  • 多彩なモード

本作は先行して海外で発売されていました。

そのため後発の日本では、DLCは全部入り、しかも日本限定のオリジナルコスチュームもあるなど、とても待遇の良いバージョンとしてリリースされました。

ありがとう、WayForward。ありがとう、オーイズミ・アミュージオ。

DLCはいくつかありますが、本編をクリアした人向けの高難易度スタイルの別モードが収録されています。

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宿敵リスキィ・ブーツ視点で遊べるモードや...

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シャンティの仲間で遊べるモードや...

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NINJAスタイルで遊べるモードなども。

それぞれのキャラクターの特色を活かした別ゲーとして楽しめるので、飽きさせないつくりとなっているのが良いですね。

 

【悪かった点】

  • マップ構成に難アリ

説明しておりませんでしたが、従来のシャンティシリーズは、迷路のようなステージを順々に攻略していく、いわば「ミニメトロイド」のような形式を取っていました。

今作はそのスタイルを廃止し、「一方通行の」ステージを攻略していくことになります。

各ステージをクリアしても好きなタイミングでそのステージに戻れるので、どちらかというと「ロックマン」のスタイルに近くなりましたね。

それは別に構わないのですが、問題は「ステージを脱出できない」こと。

何かした取りそびれたアイテムを探しに、一度クリアしたステージに行くと、またそのステージをクリアするまで出られません(ボスは倒す必要はありませんが)。

これが結構おっくうで、全クリするまでに何度も、一度通った道を再度通ることになります(´・ω・`)

アイテムやお金が稼げるので、まったくの無駄にはならないんですけどね...

 

【2018/6/1 11:40追記】

たいっっっっっへん申し訳ありません。

ステージを脱出するためのアイテム「ホイッスル」の存在を完全に失念しておりました。

このアイテムを使うことで、いつでもステージ選択画面に戻れます。

己のアホさに反省するばかりです。

(コメントにて情報をくれたsaraさん、本当にありがとうございました)

 

  • 難易度調整が雑

これは個人で賛否があるでしょうが、前2作と比べるとだいぶ難易度は下がっている気がします。

特にボス戦。説明が難しいのですが、なんとなく遊んでいて「味気ない」です。

多様な攻撃をすることもなく大雑把で、初見でパターンを見極めるのも簡単です。

実際、僕は1度もゲームオーバーにならずにクリアしてしまいました。

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ボス戦。演出の質は高いのですが...。

ただこれはあくまで「本編」の話。

前述のDLCはなかなかの歯ごたえある難易度ですので、やりがいはあると思います。

 

【総評】

前作、前々作から大きな変更点が目立つ本作でしたが、従来通りアクション面はバランスが整っておりプレイしていて純粋に楽しいですし、幅広い年齢層に向けているという点では成功していると思います。

インディーズ発アクションや海外2Dアクションは高難易度、という印象の方も多いでしょうが、そんなことはないですよ。

ライトな探索型2Dアクションゲームをプレイしたい人にはぜひおススメしたい一品です。

なによりシャンティ可愛いよ!