どなべのブログ。

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淡々とゲーム遊んだり、ゲーム持論を展開する予定です。

レビュー「はーとふる彼氏」(PS4)

 

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笑っていられるのは今のうちだけだぞ。

初めに打ち明けておきますが、僕はノンケです。ケモナーとかでもないです。

じゃあなんでこんな鳩ゲーやってるの?というワケなんですが...

 

Twitterのフォロワーさんが本タイトルを遊んでいるのを聞いたのが事の始まりなのですが、「見た目だけじゃなく中身もすごい!」といった具合のご意見を聞いて急に興味がわきまして。

なんでも衝撃の展開があるとかないとか。

そういうの大好物だったので。はい。

 

「はーとふる彼氏」は、日本の同人サークルによって製作された同人恋愛シミュレーションゲームがオリジナルとなっています。

2011年のエイプリルフールネタとして、最初はWebサイト上のFlashゲームとして公開されたのですが、それがとてつもない大人気となり、真面目(?)に製作することになった、という異色の経緯があります。

2016年にPS4に移植されたので、こちらのバージョンをプレイしてみました。

「まぁ一発ネタだろ」と思って始めた僕ですが、こんな衝撃体験になろうとは...。

 

【良かった点】

  • 奇抜すぎる世界観とキャラクター

いまさら言うまでもないですが、鳩です。

主人公である「自分」は人間の女性ですが、攻略対象の男子はみんな鳥類です。

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笑撃の出だし。

各キャラの登場時に、擬人化したイラストを見ることもできますが、最初の1回だけです。

あとはゲーム終了まで、ひたすら鳩のご尊顔を拝むことになります。

「鳩の顔なんて見分けられるかな...」と不安がちだったのですが、品種がみな異なっているので割となんとかなります。

 

キャラクターの性格もハッキリ差別化されていて、個性派揃いの鳩ばかりです。

これがまた愛着がわいてくるんですよねー。

逆にこれが擬人化のままだったら、ここまでハマれなかったかもしれません。

鳩ゆえの愛嬌さを逆手に取った手法なのかも(考えすぎ?)。

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ピジョンジョークも満載。
  • 周回プレイが容易

ゲームのシステムはよくある恋愛シミュレーションと同じで、どんな授業を勉強していくかや、相手の意見にどう反応するかなどの選択肢を選んでいき、その選択によって蓄積したパラメータによって、物語の展開や結末が変化していきます。

これだけ聞くと全ルート攻略は大変そう、と思うかもしれませんが、初回でもクリアするのに4,50分あれば充分です。

スキップ機能(みたいなもの)もあるので、2周目以降なら30分もかからないでしょう。

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エンディングカットの1つ。全ルート制覇だ!

遊んでいけば分かると思いますが、ルート分岐は比較的シンプルで、攻略したい対象に積極的にアタックしていけばだいたい成功します。

このように元々が同人ゲーなのでボリューム面は控えめですが、サクッと遊べる快適性は大事だというのが僕の持論ですので、これは評価したいところです。

 

  • 衝撃の真ルート

コレ!コレですよ!コレがもっとも力説したい部分!

「真ルート」という呼称が適切かどうかは怪しいですが、便宜上そう呼ばせていただきます。

この「真ルート」、ゲームで一定の条件を満たすと進めるようになるのですが、これがまた...衝撃としかいいようがない内容でして...。

残念ながら大きなネタバレが絡むので詳細な説明はできません。

ただこの「真ルート」をクリアした暁には、このゲームの見方が180度とはいわずとも、135度ぐらいは変わることを保証いたします。

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ネタバレなどの関係で僕が用意出来る限界の画像。

【悪かった点】

ビジュアルノベルにおいて致命的といえば致命的ですね、コレ。

ここでいう「雑」というのは、和訳にありがちな「意味がはっきりしない」というコトではなく、「表示されなくて本当に読めない」という意味です。

(そもそもコレ国産タイトルですし)

たとえばコレなんか代表的。↓

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ハミ出し。

枠外の文が読めません。改行できなかったのかな。

それから画像は用意できなかったのですが、一部の漢字が表示されないです。

たしか「噂」という漢字は出なかったような...。

意味はなんとなく伝わるのでまだ許容は出来ますが、同人ゲームとはいえこれは感心できませんね...

 

  • コンフィグ設定がほぼ皆無

こういったノベルゲーは、細かな機能・設定が重要ですよね。

バックログや表示スピード、ボイスの再生有無などなど...

残念ながらこのゲームはそういった機能に乏しいです。

バックログ。ありません。

既読スキップ。ありません(早送りは出来ますが)。

ボイス再生。もともと声がありません。

あるのはBGMと効果音の音量設定と、テキストスピードの調整ぐらいです。

ほぼ周回プレイ前提のゲームなので、ここは頑張ってほしかったです。

 

【総評】

以前から存在は知っているタイトルでしたが、所謂「バカゲー」の範疇にとどまっているだけの作品だと思っていました。

それが蓋を開けてみたらあらビックリ。想像以上の世界が待っていました。

月並みな言い方で申し訳ないですが、これは遊ばないと分からないでしょう。

それじゃ「なんのためのレビューだ!」ってなってしまいますが、ゲームを進めることによって、この胸を裂くような強烈なインパクトが待ち構えている、ということだけでも伝えたかったのです。

少なくとも僕の中では、シミュレーションゲーム・ノベルゲームの分類の中でトップ10入りしました。

「ノベルゲーはボリュームだけじゃない!」といったことを教えてくれた意欲作です。

 

最後になりましたが、このゲームをTwitterにて紹介してくれたCさん、本当にありがとうございます!(`・ω・´)ゞ

 

【駄文】

妄想初心者の方のために、擬人化のカットイン画像をご用意いたしました。

他にも数羽いるのですが、そこはぜひご自身の目で...

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幼馴染みの涼太くん。

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担任の七姫先生。

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貴族でプライドの高い朔夜くん。

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なにかとつかみどころのない坂咲先輩。

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図書室にこもるインドア系、嘆くん。

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怪しさ満点の保険担当、岩峰先生。

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異色枠、おこさん。

いかがでしたしょうか?

僕は嘆くん一筋です。